小さな店やりたいですか?激戦区で実際に3か月でつぶれそうになった店をV字回復させ、そこから10年経営した本当の話。その1

いつかは独立して稼ぎたい。脱サラしたい。思い通りにやってみたい。
小さな店でもいいから、やってみたいな。と、そう思っているあなた。

10年間、飲み屋を運営した経験者として言います。きびしいことを言うようですが、
はっきり言って、そういう方はやめたほうがいいです。

居酒屋、開店、
1年目の廃業率60%。
3年でのこり30%が撤退。
5年以降でそのまた半分5%
そこから10年やったら、まずは成功者。
借り入れするとしても大体5年ですから完済すれば楽になりますが、
返済できずに借金を抱えて廃業という同業者を何人も見てきました。

私の店は吉祥寺駅前の一等地でしたが、とにかく競争が激しくお店がコロコロ変わります。
何軒も経営しているプロのお店ですら出入りがはげしい。

駅前は人通りが多いとはいえ、逆に店が多く家賃も高い。
逆に少し街中に入ってしまうと今度は極端に人通りが少なくなってしまうので、よほど魅力がないとお客さんは来てくれません。
(逆に遠い立地をを売りにしたり、看板すら出さないで繁盛する店もありますが、特別な才能がないとできません。)

というわけで10年以上続く店は、ほんの1~2%程度なのです。

(私には、10年経過した後、何が何でもこの道でやってゆくというモチベーションがなかったのと、企業化する気もなかったので、やめてしまいました。)

小さな店でいいからというのは、家賃も安くて楽そうに見えるかもしれません。でも、居酒屋は営業時間以外に、仕込みという時間が必要なので、長時間労働。

まあ、一日、二日は楽しめます。楽しいです。居酒屋でアルバイト経験のある方にはわかるとは思います。

居酒屋という非日常で、見知らぬ人と会話したり、楽しく過ごせます。
少し気が合う仲間や、常連になればなおさらです。

規模が小さな店だったら負担が少ないかというと、客数が確保できないので、売り上げが伸びません。

私のごとですが、本当のことを言うと、3か月で運転資金が底をつき、当初の共同経営者(経験者)が「甘かった。撤退しよう」とまで言い出す始末。
私はこの時、そんな共同経営者はいらない!とさっそくクビにし、飲食店経営未経験のまま、借金を背負いました。
ようはハシゴを外されたわけです。

だから、私の本当の戦いはそこからはじまったのです。

そんな苦労をした経験を、皆さんにはしてほしくないので、安易に個人店などやらないほうがいいと、言っています。

サラリーマンのほうが本当にラクちんです。なにより帰りに一杯やって帰るお客側になったほうがお得ですよ。好き勝手なことを言って酔っぱらって帰れるんですから。

そこから、様々な手をつくして10年。

なぜ続けられたのかと言えば、以前、このサイトで儲けを出した成功体験があったからにほかなりません。商売は基本的には、同じだと思っています。


まあ、それでも、やってみたいというキトクな方がいるのでしたら、成功する秘訣やコツがないとは言いません。そのコツ、というかセンスは、おそらくどんな業種にも共通しているのではないでしょうか?

飲食業界で有名な「宇野隆史」さんという方がいますが、ご存知でしょうか?

今では居酒屋の神様とまで言われている人です。

1990年代、当時、居酒屋 楽(らく)という店が大ヒット。カウンターに大皿総菜を並べたスタイル。手書きの筆の文字(決して上手ではない)に、朱色のラインとか丸が入ったメニュー。

なんというか、魚屋か、八百屋さんが、そのままやっているような店づくり。ですが、皆さんもどこかで目にしたことがあると思います。

宇野さんのスタイルを多くの居酒屋がマネしたので、広まっていったのです。

吉祥寺でも、どことなくそんな匂いがするなあと思ったら、ほぼ宇野隆史さんのお店からの卒業生ばかりでした。

ちょっと増えすぎじゃないの?と思ってます。後発は大変だと思うけれど。しかし、とにかく個性的な店が、多いです。

店のネーミングから面白いです。ガチャガチ屋とか実際にガチャが置いてあって駄菓子屋みたいな感じとか、多摩リバーにひっかけたタマリバ、とか。鳥モモと吉祥寺で、もも吉(きち)とか。

私も宇野隆史さんの本を読んで感動しました。愛読書にしてました。
天才です。発想の天才。

私は10年、店やってみて気が付いたのですが、向いてなかったのかも。って、遅いですね(笑

で、3か月で実際つぶれたも同然の店をどうやって立て直していったのか、気になりますか?

このつづき書きます。

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